顧問先経営者インタビュー
- ■会社名:有限会社舞来人
- ■代表者様:代表取締役 片寄俊樹様
- ■所在地:本社 横浜市
- ■業 種:ウェブデザイン、コンサルティング、
保育園運営
小さな会社だからこそ、経験豊富なブレーンが必要。
三:片寄さんと初めてお目にかかったのがいつかを思い返してみたのですが、もう15年以上もお付き合いいただいていることがわかりました。
片:もうそんなに経ちますか。あの頃はお互い若かったですね(笑)。
三:当時は片寄さんの会社も従業員さんが少なかったですよね。
片:そうですね。あの頃は従業員が2名だったと思います。まだ会社が本当に小さいときで、こんな小さな会社でも顧問契約をお願いしていいのかとずいぶん迷いましたよ。
三:そうだったんですね。当事務所の顧問先の多くが従業員20名くらいまでの会社さんです。大企業では経営の判断と法務的な窓口が分かれてしまいますが、私は直接社長とお話しをさせてもらうことが好きなので、小さな会社を大きく伸ばすお手伝いにやりがいを感じます。
片:私たちのような会社の悩みにも本当に親身になり、丁寧に話しを聞いてくれてうれしかったです。
三:片寄さんの会社も少しずつ人数が増え、今では保育園運営事業という新しい分野にも取り組まれていますよね。
片:数年前から参入しましたが、新規事業は分からないことだらけで苦労の連続です。事業がうまく進まないときはいつも三谷さんに相談に乗っていただき、本当に助かっています。
三:弁護士もすべての法律や規則に精通しているわけではないのですが、課題が発生したときにクリアする方法をどうやれば調べられるかを知っているので、ご相談にお応えできるのです。
片:いろいろなことを本当によくご存知ですよね。
三:顧問契約をいただいている企業の業種が様々なので、広く多くの業界知識を身につけました。片寄さんとのお話しも、顧問先に保育園を経営されている会社がありますので、その経験が活きています。
片:社外に、社内のことをよく知ってくれている経験豊富な方がいてくれると、小規模企業はとても助かると思います。有能な人を常勤で雇い難いからこそ、ブレーンとなるような方を社外に持ちたいと思うのが、私たちのような小さな会社経営者の本音ではないでしょうか。
三:そういっていただけるとうれしいです(笑)。
若い力の伸びを感じ、事務所の総合力にさらなる期待。
片:顧問先が増えてますますお忙しいはずなのに、連絡をするといつでもゆっくり相談する時間をつくってくださいますが、睡眠時間はちゃんととれているのですか?
三:あはは、ちゃんとたくさん寝てますよ(笑)。私たちにとっては、顧問先の経営を伸ばすことが仕事の目的であり、喜びですので、顧問先のご要望にはどんなときも最優先で応えられるよう、私だけでなく全スタッフのマインドセットをしっかりしています。
片:三谷さんの事務所も年々弁護士さんが増えていて、弊社も最近では契約書の相談などを岩﨑弁護士にお願いするようになりました。
三:そうですね。各弁護士が日々勉強し、経験を積んでいますから、例えば交渉なら長田弁護士、契約書のチェックなら岩﨑弁護士など、うちのスタッフが私をしのぐ力量を発揮するようになってくれています(笑)。
片:30代の弁護士さんを中心に、みなさんが明確な目標や目的、それと強い責任感を持って仕事をしていると感じます。
三:当事務所ではここ数年新人弁護士の採用に力を入れています。経験と知識は後からついてきますが、志や使命感などは弁護士をめざした時に培われるものだと思っています。若くてやる気のある弁護士を大きく成長させるのは、やりがいのあることです。
片:素晴らしいですね。そこが、私が三谷さんと永くお付き合いしたいと思っている点ですよ。
理念こそ会社を成長させる源泉。志高く業界を牽引して行きたい。
片:三谷さんが顧問先の経営者を集めて、[Growing]という経営談義の会を立ち上げると聞いたときは驚きましたし、三谷さんらしいなぁと感心しました。
三:そんなに変わった取り組みでしたか?
片:普通、会社の経営者は、士業の先生方は法律など自分たちの専門サービスを提供するだけだと思っています。まさか、顧問弁護士の事務所に経営者が集まって、横のつながりができるなどとは想像もつきませんでした。
三:片寄さんにも何度か[Growing]にご参加いただいていますが、どのようなご感想ですか?
片:参加している経営者の方々がいい方ばかりです。また、テーマ設定が絶妙で、これまで参加させていただいたテーマの中でも、「採用基準」「給料の決め方」「社長自身のモチベート」といったものは特に頭に残っています。他社がどのように工夫しているかなどを意見交換し合うことができ、次の日からでもすぐに取り入れたい話ばかりでした。
三:そうやってご縁がつながった会社同士が刺激し合い、経営を伸ばし合っていただければ、私にとってもこのうえない喜びです。
片:参加しているみなさんが、三谷さんに信頼を置いていることがよくわかります。みなさん笑顔が多いですものね。実はうちのスタッフも三谷さんにお会いするのを楽しみにしているんですよ。
三:本当ですか?それはうれしいですね。弁護士はお客様を事務所に呼ぶことが多いのですが、私はできるだけ顧問先の会社にお伺いするようにしています。その方が仕事の内容も深く理解できますし、社長の経営方針もよく分かるんです。
片:三谷さんの話しっぷりはいつも熱いので、三谷さんに来ていただいたときは、うちのスタッフ達も自然とテンションがあがるようです。
三:そうですか(笑)。確かに、経営をさらに伸ばすためにはどうすればいいのか、という話題になると、ついつい熱が入ってしまいます。「気がついたらもうこんな時間か」ということも多いので、もしかしたら社長の貴重な時間を使わせてしまって、ご迷惑をおかけしているかもしれませんね(笑)。
片:三谷さんと一緒にいると、いつの間にか「どうやったら自社の経営をもっとよくできるか」と考えるようになります。これからも、永いお付き合いをお願いします。
三:こちらの方こそ、どうぞよろしくお願いします。