顧問先経営者インタビュー
- ■会社名:横浜環境保全株式会社
- ■代表者様:代表者 高橋義和様
- ■所在地:本社 横浜市
- ■業 種:一般廃棄物・産業廃棄物の収集、運搬等
希望通りのパートナー。労働災害を中心に相談。
三:高橋さんの会社の顧問弁護士をさせていただくようになってから2年くらい経ちますね。
高:そうですね。ちょうどそのころ、経営をよく理解している同世代の弁護士さんはいないかと探していました。知人から三谷さんのことを聞いたときはすぐにお会いしたいといいました。
三:ありがとうございます(笑)。私も盛和塾で経営を学んだり、自ら同世代経営者の勉強会S70’sを主催したりしながら経営を学び続けているので、経営に真摯に取り組んでいらっしゃる高橋さんのことをお聞きしたときは是非ともお会いしたいと思いました。
高:私は父が創業した産業廃棄物の会社を継いでいるため、社内の役員やまわりにいる経営者も年配の方が多く、同世代の経営者とはあまり接点がありませんでした。同世代の経営者はどのようなことを考えながら会社経営をしているのかとても興味があったのと、車の運転や工場作業などで事故やけがをしてしまう社員もいるため、労災関係の相談を気軽にできる同世代の弁護士さんを見つけたかったのです。
三:実際に顧問弁護士になってからは労災に関する相談が多いですものね。さらなる事業成長を目指すうえでも、労働安全衛生法を順守しながら従業員の事故を減らす努力が必要だと思います。
高:そうですね。全社一丸となって継続していきたいと思います。
三:私もお役にたてるよう頑張ります。
経営がわかる稀有な弁護士、三谷さん。二人三脚で経営改善に取組んでいます。
高:実務は法務担当の社員が貴所には大変お世話になっているので、最近私は三谷さんから経営に関するアドバイスをいただくことが多くなってきました。
三:3ヶ月に一度、決算書をふたりでにらめっこしながら経営改善の余地がある項目を抽出し、その改善策を考えたりしていますよね。
高:はい。先代から引き継いだ負債をどのように圧縮するべきか、支出を抑えるために生命保険の見直しを検討すべきではないか、リースと買い取りの使い分けを徹底し無駄な支出の削減を行うべきではないか等、かなり踏み込んだ具体策まで一緒に考えていただいています。
三:私の事務所は盛和塾の教えに則りアメーバ経営を導入し、「売上を最大に、経費を最小に」することを実践しています。その過程で学んだことをベースに、いろいろとお話しさせていただいているだけですよ。
高:当初三谷さんから経常利益10%を目指しましょうと言われ、この業界では無理ですといってしまいましたが、三谷さんをはじめとして、勘定科目の隅々まで把握し、利益を残すことに様々な努力をしている同世代経営者がたくさんいることを知り、自分たちの会社もここを目指したいと考えるようになりました。
三:一緒に頑張りましょう。また、産業廃棄物業界は法律とリンクすることも多いので、顧問弁護士として企業法務にかかる知識なども活かしながら、売上の拡大に貢献いていきたと思っています。
高:当社は横浜市内にリサイクル施設を持っているのですが、食品リサイクル法という食品循環資源の再生利用に関する法律を順守している食品会社などへのプロモーション戦略をアドバイス頂いたこともあります。目からウロコの発想でした。
理念こそ会社を成長させる源泉。志高く業界を牽引して行きたい。
三:実は私と高橋さんは神奈川県産業廃棄物協会の顧問弁護士と青年部部長という間柄でもあるのですよね。
高:ここでも三谷さんとのご縁を感じます。理事会などでもよくお会いします。
三:そうですね。そこで高橋さんがおっしゃっていたことがとても印象に残っています。「ゴミ収集の仕事を子供たちが憧れる仕事にしたい。若者が集まる業界にしたい。」という志には強く共感するものがありました。
高:社員に夢や目標を与えることが社長の役目だと思っています。
三:まさにフィロソフィー経営ですね。
高:三谷さんが主催するS70’sに積極的に参加するようになってから、経営を俯瞰的に見ることが多くなった気がします。経営者としてよく学び、学んだことを実践している三谷さんの言葉には説得力がありますよね。
三:そうですか。うれしいお言葉です。S70’sにはほぼ毎回参加いただいていますものね。会を立ち上げた甲斐があったと実感します。私も高橋さんから多くの学びと刺激をいただいています。これからもお互いに刺激し合って会社を大きく伸ばしましょう。
高:顧問弁護士として、会社経営に関するアドバイザーとして、これからもよろしくお願いします。
【普段の相談内容】
- ・従業員の雇用契約
- ・従業員の労災
- ・従業員の配置の最適化
- ・売上、利益を伸ばすための経営談義
【顧問弁護士からのアドバイスや紹介で取り入れたことなど】
- ・高い目標設定
- ・経費の細分化と見える化
- ・顧問社労士の導入